2013年08月28日

手技療法の Skill & Art

昔、小説を読んでいるときにすごく印象に残った言葉があります^^


「おまえの動きはSkillではあっても、Artではない」



みなさん、これの意味するところがわかりますか??^^

Skillとは単純な機械的な技術、方法論をさし、習えば誰にでもできるモノをさします。

一方、Artの方は・・・心と体が一体となったようなある種
芸術的ともいえるレベルまで発展したすばらしい「術」=身のこなしを言います^^



例えば・・・・芸大などで芸術を学び、音楽や絵画の方法論
を学んで訓練をたくさんつんだとしましょう^^
すると、みんなある程度はできるようになります。

けれど、同じ技術を学び、同じ訓練を積んだだけでは
独創性のない、機械でコピーしたような作品しか生まれません。
人はそれを指して、芸術とは言わないでしょう。
芸術家として成功するためにはプラスアルファが必要なんです!

そのためには感性を磨き、感覚を研ぎ澄ませ
視野を広げて、自分自身を成長させていく必要があります!
そこには単純に技術を練習するだけでは得られない何かがあります。

そこまでして初めて、作品は「芸術」とみなされるのです^^


「術」=Art とは極限まで高められた技のことを指します☆



さて、今回は特に興味がない人には全くおもしろくない
内容になってしまいそうです^^思いついたことを忘れないための
覚書のようなブログなのでマイペースに行きますが!ww


オーストラリアでマッサージを学んでいて思うことは
ウェスタンの人たちは、「感じる」という考え方が薄いということ^^

全くないわけではないのだけれど、「感じる」ことへの
重点の置き方と、感覚の捉え方の深さに大きな違いを感じます。

どちらかというと、みんな習ったテクニックを
ただやれば、効果があると思っている^^;;まあ、確かに効果はあります!
けれど、効果的かどうかは「感じる」かどうかで変ってくる!^^


そして、そこがセラピストとしての実力の大きな違いになります☆


テクニックを知っているだけで、マッサージが効果的にできるなら
世の中に腕の悪いセラピストはいません。。。

世のすべてのセラピストが凄腕セラピストとして活躍していることでしょう^^


しかし、実際には違います。。。

理論や知識、技術を知っているかどうかでも
大きく差はでてきますが、それだけでうまくできるなら
誰も苦労はしません。

方法論にばかり注目する日本人も増えていて非常に残念です。。
それでも文化的な背景がある東洋人は感じるということが
ある程度、習慣になっているため、最終的にはそこに気づくことも多いですが^^w



マッサージや整体、世界に現存する手技療法は本来 Artであるべきだと思います^^☆


手技療法は人間の体というこの世で最も複雑な構造物の一つを扱います☆
検査をしてそれにあわせてただ習ったテクニックを使うのでは
機械を修理するのと同じ作業です;;;
人間の体はもっと複雑で機械のようには治りません。

そのため、「感じる」という要素が必要になってくるんです^^w


整体やマッサージは整体法やマッサージ法、マッサージテクニックではなく
体術の体系の一つとして整体術、マッサージ術であるべきだと思います^^w



東洋において、手技療法は手当てという民間療法から
発展したといわれておりますが、初期の頃の民間療法である手当て
から、どのように発展したか?と聞かれれば、おそらくそこに
武術が大きく関わってくると思います^^

経絡のツボは武術において人体急所として教えています。
それが経絡やツボの発見と発展に大きく関わったのではないかと思うんです!^^

そして、古来より、手技療法家は武術や体術をやる人が多い!
実際、武術から派生した整体術もあるほどです^^


武術は戦闘術ではあるけれど、マッサージや整体に必要な要素を
多く含んでいます!^^
手技療法において必要なことと武術との関連を思いつく限りあげて見ます!


    手技療法に必要なこと              武術で行うこと

・体幹を鍛える                   体幹がすべての要。                           武術のすべての動きに関連してくる    

・体の構造を利用した無理のない         武術の動きそのもの
 動きを身につける  

・腹式呼吸                       腹式呼吸が基本

・エネルギーをコントロールして    体と心、両方を鍛えるのが武術
 精神状態を安定させる。

・感覚、感性を磨く              感覚や感性を磨いて相手の動きを捉える

・体の構造や動きを学ぶ        自分の体を動かし、相手の急所を探り、
                       技の仕組みを理解する上で自然と
                       体の構造を学び、体に覚え込ませる。

・相手の気持ちになって考える    相手を知らなければ動きを予測できない

・ストレッチを学ぶ            関節技などを通して筋肉の伸ばし方を
                       間接的に身につける

・施術ポイントを見つける       経絡のツボを人体急所として学び
                       そこを見つけ、捉える

・自らのエネルギーを高め       最終的にエネルギーを高める
 よりいいエネルギー状態で施術  修行の段階に到達する



ざっと思いつく限りこのような感じです!^^
マッサージに必要なことをひたすらに武術の鍛錬の中に含まれている。


手技療法は極めようと思うと、結果的に武術を極めるのと同じことをするようになる^^

自分と向き合い、己を知り、相手を知り、自己を高めて
エネルギーの高みへと上り詰める☆


Skill を Art に高めるために必要な感性に重点を置いているのが
武術に取り入れられている東洋の思想、哲学!

そのため、中国を始めとする東洋の手技療法は
経絡理論に代表するようにエナジーワーク的な側面が強い^^
けれど、今では手技療法がただの物理的なマッサージに
なってしまい、東洋のマッサージもただのSkillとして扱われていることが多いです;;;

Skill は言ってしまえば誰にでもできる^^
だから、広く受け入れられて広まっているのでしょう☆

しかし、本来、東洋の手技療法と称するには東洋の医学、哲学を
学ぶ必要がある^^そうでなければ、ただのマッサージに成り下がってしまう。。


ただのマッサージも効果は大いにある☆
それはそれで歓迎すべきことではあるけれど、問題は二つ。。

物理的な力を使い、物理的なものにアプローチしているため
長く手技療法を続けることができない。。。

複雑な人間の体を扱うには物理的な側面だけだと限界がある。



つまりは、感性を磨き、自らを高め、エナジーワークの要素を
手技療法に取り入れることで、初めて手技療法は

 Art 「術」  になる!!



Skill であるテクニックや理論も Art の一部!!^^
それもとても大事なもの!だけど、それだけでは Art にはならない。

効果的ではない^^w


手技療法を志、それを向上させるには Art でなければならない^^




実際には手技療法だけでなく、どんな分野のことであっても
Art まで高めて初めてその人は輝きだすのではないでしょうか^^w


おいら自身のSkill も少しずつ Art へと成長している☆
きっとその先には、大きな気づきがたくさんまっている^^w


Make your self Art!!!!


Cheers!!!




※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
手技療法の Skill & Art
    コメント(0)